目玉航空券のネット発売で大炎上のピーチ

関空-福岡便の航空券を片道250円で売り出して話題になった格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション。5日10-15時の間に目玉航空券をインターネットと電話で予約受け付けしたが、ネットの方がまったくつながらない状態となり、同社のフェイスブックが「大炎上」。「航空運賃は10倍になってもいいから、システムを何とかしろ!」といった厳しい声が寄せられた。

ピーチ・アビエーションは関空を拠点に今年3月に就航。キャンペーンの目玉として、関空-福岡を片道250円で売り出した。3月1-24日の便の一部座席が対象で、同社のコンタクトセンターへの電話かホームページで購入できる。関空-新千歳便も近く一部座席を片道250円で売り出す。対象の座席数は両便の合計で5,000席となっている。
このように鳴り物入りのキャンペーンだったが、肝心のネット経由の販売が滞った。同社のフェイスブックには次のようなコメントが踊る。
「10時から挑戦したけど、『お手続きしております。少々お待ち下さい』で4時間…気が付いたら、3時過ぎてた…はぁ」
「ネットで三時間全然取れなかった!システムが悪いのでは」
こうしたコメントがある一方、「15時30分過ぎてやっと遅いながらも表示されるようになりましたね。しかも250円席、まだ残っている」と書き込む向きも。購入希望者の大混乱ぶりが分かる。

システムに対する不満が同社に向けられ、「この価格(片道250円)の10倍払うから先ずシステムに金使うてくれや!」「ここまで貧弱な予約システムとは。フラッシュ使いまくりなデザインとかよりまともな予約システムにして欲しいな」と、ごもっともな意見が寄せられていた。
シビアな購入希望者からは「アクセス集中は予測できるだろ?やっぱり『安かろう』だね。安心面も安っぽそうで墜落が怖いから、絶対にのりません」との声もフェイスブックに寄せられていた。